それは、重たい人生の痛みに立ち向かう防衛本能がもたらした心の鎧。

中川角司

2014年04月30日 09:54

 



<2014年4月25日のFacebook投稿>

こんにちは、市川カニ蔵です。

昔、カニを食べたら、巨大な湿疹が出てビックリしました。

さて、先日のライフ・プログラム・ヒーリング・セッションも素敵でした。

僕がクライアントさんの人生について何か質問すると、僕の10倍ぐらいの時間をかけて、ご自身の人生を理路整然と説明してくれました。

そして、僕が核心を突きたい質問をしても、ご返答いただく話の中で、どんどん核心から離れてゆきました。

これを繰り返しましたが、それでも僕は、クライアントさんを理解したくて、ずっと話についていきました。

僕のセッション経験の尺度だけで表現するなら、この方はとても複雑な人生をされています。

これまでのどのセッションよりも小さい文字で、ホワイトボードに人生のタイムラインをビッシリと書きました。

4時間が経過した頃、作業にはなっているけど、お互いのキャッチボールになっていないことをお伝えして、もっと理解したい気持ちを伝えました。

このことで、クライアントさんと、より近くなることができました。

そして、4時間半が経過した頃、クライアントさんのハートがポッと開きました。

よし!!

その瞬間、僕が感じていた、クライアントさんの「人生の原点」を言葉にして投げてみた。

それまで一生懸命に説明してくれていたクライアントさんの動きがふと止まり、初めて涙を流された。

その直後に、そこから2段階ほど深まる内容をたて続けに投げてみました。

無言。

僕が「これで終わりましたね。」というと、クライアントさんは頷いてくださった。

僕はクライアントさんの人生の一部を理解できました。

そして、その後も必要な部分を見てゆき、最終的には6時間のセッションとなりました。

自我の壁が厚い方はいる。

それは、重たい人生の痛みに立ち向かう防衛本能がもたらした心の鎧。

そこに入ってゆくのは、1時間や2時間のセッションでは無理なプロセスです。

ひょっとすると、1時間のセッションを小刻みに10週間続けたとしても、毎回表面を撫でるだけで終わるようにも感じます。

僕のエゴとして、いつも1回でクリアしたい自分が居ますが、今回のセッションでは、全部はクリアしていません。

それでも、この方にとって、穏やかな人生に変容してゆくキッカケをさせて頂いたことを確信しています。

最近は、何かを解決したい気持ちよりも、とにかく、クライアントさんを理解したい気持ちでいっぱいで、そのプロセスの中に、密度の濃い宇宙があることが分かってきました。

ライフ・プログラム・ヒーリング自身が進化していて、3ヶ月前のチラシには、セッション時間を「2時間~4時間」と書いていますが、今のチラシには、「4時間~6時間」と書いています。

この先も、このセッションが進化したいと思うままに任せて、僕はついてゆこうと思っています。

このセッションをサポート下さっている存在の皆さん、お任せします。

ご縁をありがとうございます。

全てに感謝
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
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